守る
認証、権限、秘密情報、データの扱いを、必要な範囲に制限する。
セキュリティーは、難しい設定を後から足すことではありません。誰が、どの情報を、どこまで使えるかを決め、確認し続けることです。非エンジニアがAIで業務アプリをつくる際に、まず押さえたい考え方をまとめました。
AIがアプリをつくる力を助けても、利用者、情報、公開範囲を決めるのは人です。設定任せにせず、制限が働くことを確かめ、問題が起きたときに止めて戻せるようにします。
認証、権限、秘密情報、データの扱いを、必要な範囲に制限する。
操作やエラーを記録し、異常や想定外の利用に早く気づく。
バックアップ、復旧手順、連絡する人を決め、止めて戻せるようにする。
技術の名前を覚える前に、アプリの利用条件を言葉にします。ここが曖昧なままでは、必要な対策を選べません。
社内だけか、特定の取引先か、一般公開か。管理する人と使う人も分けて考えます。
公開情報、業務情報、個人情報、機密情報、認証情報のどれを扱うか。必要な情報だけに絞ります。
公開URL、スマートフォン利用、外部サービスやAIとの連携先を確認します。
業務への影響、利用者への影響、顧客との約束を考えます。
利用中のGoogle・Azure環境、アカウント管理、顧客規程、保存場所や保持期間を確認します。
公開する前に、最低限ここを確かめます。全ての案件に同じ設定を当てはめるのではなく、利用範囲と情報の重要度に合わせて選びます。
未ログインの人は入れないか。一般利用者が管理画面や他の人の情報を見たり変更したりできないか。
APIキー、パスワード、認証情報がソースコード、画面、ブラウザーに出ていないか。
必要以上の情報を集めたり公開したりしていないか。AIや外部サービスへ送る情報と送信先を確認したか。
想定外の入力、権限のない操作、エラー時にも、情報を出さずに正しく拒否できるか。
誰が何をしたかを確認できるか。異常を知らせる方法、バックアップ、復旧の手順と担当が決まっているか。
退職・異動・利用終了時にアカウントを止められるか。権限、設定、更新の履歴を定期的に見直すか。
利用者と役割を限定し、ログイン・権限・秘密情報・バックアップの基本を整えます。
個人情報、組織ごとのデータ分離、管理者の権限、監視・連絡手順を追加で確認します。
公開範囲、外部からの入口、可用性、規制・契約要件、第三者の診断や専門家レビューを含めて検討します。
法令、契約、顧客規程、クラウドサービスの仕様を、このページだけで判断することはできません。実装前に現行の公式情報と自社のルールを確認してください。
AIに実装を依頼するときは、最初からセキュリティーの前提を渡します。
次のような場合は、自己判断で公開・本番反映を進めず、専門家・顧客側の担当者・クラウド事業者の公式情報へつなぎます。
AIアプリ開発の伴走支援について、
プラン・研修・進め方・事例をまとめたサービス資料をお送りします。